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長刀鉾
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2018年7月1日 オアシス・トレド名誉賞(A.M.S.Cスペイン本部)
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2018年 第12回 モナコ・日本芸術祭2018 芸術文化賞
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モナコ王室よりメダル授与
2018/6/29-7/1
大阪(日本)&スペイン・トレド美術館 持ち回り美術展に出品し、京都祇園祭(日本)の長刀鉾の絵がポスターの表紙になりました。
フランス・パリ「ル・サロン」のアラン・バザール絵画部会長さんが絵と写っている写真を、ポスターに貼りました。
【総評】
Alain Bazard
吉澤久子は作品『長刀鉾』を通して、我々を京都の人々の精神的な拠り所である祇園祭へと誘ってくれる。
祇園祭の三十三基ある山車の中で最も有名なのは、その豪奢な偉容で見る者を魅了する「長刀鉾」だろう。
山車の頂きを飾る「薙刀」が、アクリルや水彩、カラーマーカーを使って美しく装飾的に描かれている。
その描写は繊細で、特に画面上部の精緻な処理は、個性的なモティーフやディテールへと視線を誘導する。
空間の分け方が特徴的な作品だ。
画面の五分の一ほどを占める水色と、輝きや変化を感じさせる黒との関係が、相対として作品の優美さを際立たせている。
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